ソーシャルネットに対する見方の変化
SNS(ソーシャルネットワークサービス)が大好きで、今ままでとてもハマっていたのですが、ここ数日で心境に変化がありました。
そもそも、SNSが好きだったのは「人の反応が面白かったから」
それはそれでとても良いコンテンツだと思うし、人の意見や人とコミュニケーションを取るのはとても楽しいことだと思う。
でも、私の場合は、それを通り越して「人の意見・反応こそがすべて」になりがちだったみたいです。
人からの反応を気にしたり、人が望む自分を出すことに敏感になっていて、自分が何をやりたいのか、何をしたら嬉しいのかがいつの間にかわからなくなっていました。
人が喜ぶことや人が期待することばかりを気にしていた結果、その結果を得られなかったことにとても不愉快、時にはものすごい怒りや苛立を覚えていました。
いや、正確には、まだ「覚えている」といったほうが良いでしょう。
ただ、人の反応なんて自分でコントロールなんてできないんです。
それによって感情を左右されてしまっていると、いつも人の反応に怯え、またはそれに沿った行動をすることで、本来自分が持っている自分自身を知らない間に制御していることもあり、それが知らない間に、自分という人格をどんどん破壊して行っているのです。
SNSが悪いわけではないのです。
今でも、とても大好きなものだし、SNSを通してたくさんの出会いや再会があり、とても楽しいこともありました。
ただ、SNSははあくまでもツールであり、それによって自分がコントロールされてはいけないのです。
自分がコントロールされてしまうような人は、SNSには十分気をつけて付き合わないといけないと思うのです。
そんなことに気がついた途端、中毒的にハマていたSNSを少し離れて客観的に見るようになりました。
そして、人からの反応は面白いし、楽しいけど、それを期待しなくなりました。
人の反応に期待すること、人の反応そのものに期待することを辞め、自分自身が本当に心底求めるもの、望むもの、楽しいと思えるもの、やりたいことを追求することにもっと時間を費やすことにしたんです。
しばらく「人・人の反応への依存」を行っていたため、自分の魂の声を聞いて理解するのには少し時間がかかるのかもしれません。
実際自分が何をやりたくて、何をやったら楽しくて、何をしたいのか、さっぱり今でもわかりません。
でも、それを今この段階から見つけることも、探ることも、自分の人生の中で無駄なことにはならないでしょう。
どれくらいかかるかわからないけど、まずは自分自身とじっくり向きあって、自分の行動、発言、感情に対して自分で責任を取れるようになりたいと思います。
そして、それを行った時、初めて、人の意見や反応に左右されることなく、人の意見や反応も、もっと有意義なものとして吸収して行けるのではないかと思います。