在米日本人エンターテイナーによる地震チャリティーイベント

今日はジャーナリスト友達の香奈子さんに誘われて米在住日本人エンターテイナーによる地震のチャリティーイベント「Come Together to send Japan Love」に参加してきました。

自分たちのできることは限られている。でも、何もせずに居られない。
遠く離れたアメリカから何かできることはないか? と考えたところ、自分たちにできることはやっぱりパフォーマンスをすること。
そこで、今回のチャリティーイベントが開催されることになったとのことです。

歌、芝居、和太鼓、ロック、民謡、津軽三味線、マーシャルアーツ、などなどバラエティー豊かなパフォーマンスが行われ、とても楽しいイベントでした。

今回マーシャルアーツを披露したKaneda Dojoの金田さんは「もし我々のパフォーマンスに満足し喜んでいただけたなら、我々ではなく是非入り口の震災基金のためのドネーションボックスに寄付をしてください」と話し、寄付を呼びかけていました。

確かに私たちにできることなんて少ない。
でも、何かやりたいという気持ちや自分たちにできることをするという姿勢はとても共感ができ、清々しさを感じました。

プログラム内容は下記の通り

Hish School Rock Band
高校生ロックバンドによるパフォーマンス。
会場を盛り上げていました。

・Musical Singing Trio (Alpha, Yuko & Mayuko)
「I Could Have Danced All Night」や「Part Of Your World」などのミュージカルナンバーを披露。歌もとてもうまかったです!

・Tsugaru Shamisen (Naoki Atkins)
若干14歳というAtkinsさん。三味線テクニックに関しては詳しくないのであれこれ言えませんが、普段三味線を聞かない私でも「また聞きたい」と思わせられる演奏でした。
圧巻、圧倒、そして、すばらしい存在感でした。

・Martial Arts Performance (Mixed Martial Arts Kaneda Dojo)
これまでマーシャルアーツをしっかりと見たことがなかったのですが、気迫って伝わってくるもんなんですね。
私はステージから少し離れたところに座っていたのですが、気がつくと自分の姿勢が前のめりになっていて夢中になっていました。

A Short Play KAMABARA (Acting Group TOBIRA)
日本語による舞台でしたが、仕草や表情でアメリカ人も惹きつけていました。
役者さんの個性をとても活かした新しいお芝居の形を見た気がします。

WaDaiko (LA Matsuri Taiko)
和太鼓は前から好きだったのですが、今回更に好きになりました。
そして、和太鼓がやりたくなりました。太鼓のリズムや音は国、性別、大人子供関係なく魂に響きますね。聞いていて、手や体がぴく、ぴくっと勝手に動きます。
頭で考えずに体や心が赴くままに身を任せてしまえるようなパフォーマンスでした。

Minyo (Matsutoyo-kai)
日本にいるときは民謡ってほとんど聞きませんでしたが、民謡を聞くとどこか心が落ち着く気がします。
聞いたことがほとんどなくても日本人魂に訴えられるのでしょうか?


みなさん、本当に個性があってどれもこれも素晴らしいパフォーマンスでした。
もちろん演奏はどれもこれもうまかったのですが、今回感じた感動は"うまい"ということではなく、各々が各々のパフォーマンスに対する自信、愛情、気力、そして楽しさ。そういったものが漲っていたことが観客に伝わってきて、それに感動したような気がします。
今後の個々の活動に関しても、是非参加したいと思いました!