Los Angeles Asian Pacific Film Festival


4月28日より1週間ロサンゼルスで最大のアジア映画祭『Los Angeles Asian Pacific Film Festival』に参加してきました。
今年は実行委員を務めている『Japan Film Festival Los Angeles 2011』がコミュニティーcoプレゼンターとして上映される日本映画のプロモーション協力のお手伝いをさせていただきました。
とても大きな映画祭で、協力している企業、ボランティアやスタフの数も多く、アジア各国の映画を上映するこの映画祭に、今年は日本から『seesaw』『歓待』の2本が上映されました。

私はとにかく邦画が大好きなんですけど、映画はもちろん、邦画が終わった後の、映画館の雰囲気が好き。

邦画ってどこかエンターテイメントだけでは収まらない、観終わった時に、「あー面白かった!」だけではなく、何かを考えたくなる、誰かと話したくなる要素が必ず入っている気がする。
今回の2作もそう。

『歓待』は全体的にとてもシュールなコメディなんだけど、どこか今の世の中に潜む問題を示していて、『seesaw』も同じ用に、今の世の中の現状と、また同じ出来事でも、気持ちやシチュエーションによって全然違うものになってしまうというちょっと皮肉な人間のサガを現している。

個人的にとてもお気に入りだった『seesaw』はホームビデオで撮られた風の映像が、さらにリアリスティックさを増して、より共感でき、そして、日常で誰にでも起こりうる虚しさを際立てている。

今後もこういった日本映画がアメリカで上映される機会が増えるといいな、っと邦画ファンとしては切実に願っています。

というが自分が行動すればいいのか!


※こちらのBlogは先月アップしたはずだったのに、アップされていなかったので、遅れてのアップとなります。