Gaia String Quartetコンサート終わりました
あっという間に時間ってたつもんだねー。
1週間半ほど前に、マークが参加しているカルテット『Gaia String Quartet』の演奏会が終わりました。
今回はSan Gabriel、Palos Verdes、Los Alamitos、Irvineと4ヶ所で演奏しました。
みんなやっぱりうまいなー。
広報とWEBを全般的に行っている私は、もっとプロモーションをがんばらねばならないと思ったのと、後は次からは入場料を取れるようにすること。
この音楽は無料の音楽ではないと思う。
そんなに高くなくても良いから、お金を払って聞きに行く価値のあるコンサートであるという理由から次回から入場料制度を入れられないか検討中。
次のコンサートは早ければ年明けってかんじかな?
近々演奏会の様子はYouTube等にアップする予定なので、そしたらまたリンクはります〜。
Gaiaに関する情報はこちらに随時アップしていきます!
Gaia String Quartet
Carmageddonを乗り切れ!
ロサンゼルスは今日滅びるかもしれない……なんて言うとちょっと大げさだけど、実際それくらい大げさに今回のことをラジオ、テレビ、インターネットで報道している。
その名もCarmageddon。
もちろんArmageddonのパクリです。
でも、それくらいロサンゼルスの人に取っては、深刻な自体なんです……405のフリーウェイが閉鎖されることが。
日本で言うとまぁ、首都高が閉鎖されるってかんじかな。
いや、多分もっと深刻。
だって、ロサンゼルスは基本的に車で移動することが多いし、この405というフリーウェイはいつも渋滞しているような本当に本当に利用者の多いフリーウェイ。
それが、今晩から月曜日の朝まで大々的に工事のために閉鎖するわけです。
そりゃーラジオも「Survive Carmageddon!」とか報道しちゃいますよねー。
ってか、でも、Carmageddonなんてネーミングをつけたり、あたかもArmagedonのようなオオゴトにしてみたり、ちょっと楽しんでいる感もあるんだけどね(笑)
だいぶ前からこの工事のことは告知されていたため、今の所大きな混乱はなく、逆にみんなフリーウェイを避けているため、先ほど405を通った時はいつもよりも車が少なかった。
このまま何事もなく、月曜日の朝を迎えられるといいなー。
『Haunters』@Los Angeles Film Festival
韓国人でアメリカでアジア映画の配給会社を一人で運営している友達から誘われ、ロサンゼルスダウンタウンで開催されているLos Angeles Film Festivalに行って来ました。
見てきた映画は『Haunters』。
邦題は『超能力者』という韓国映画です。
見るだけで人を自由に操ることができるカン・ドンウォン演じる超能力者が、唯一自分の超能力が通用しないコ・ス演じるごくごく一般の男性キュナムとの対決を描くこの作品。
かなりバイオレントなシーンもありましたが、全体的に笑いあり、涙ありのとてもエンターテイニングな映画でした。
映像や役者も素晴らしかったのですが、音楽がとても映画に合っていて、聴覚的にも楽しめる作品だったと思います。
役者で2人の外国人が出てくるのですが、韓国語がペラペラ。
そういえば、これまでに韓国映画で韓国人が韓国語を話している映画は何度も見ていたけど、韓国人以外が韓国語を話している姿って映画でも、ドラマでも、日常的にもあまり目にしたことがなかったので、妙なところで、すごい自分的にヒットしました。
すごい韓国語がうまくて、またこの2人が映画にとても良いスパイスを加えていて、そういった意味でも役者のセレクションが本当に素晴らしいとしか言いようがない!
主人公2人による孤独で激しい戦いが何度も繰り返し続くため、後半若干疲れてしまいますが、韓国映画らしい韓国映画で、私は好きですね〜。
こういったいろんな国の映画をいろんな国の人と空間を共有しながら見られるのも、アメリカならではで面白いと思います。
日本でも、昨年秋に公開されたのかな?
次は今週木曜日にまた韓流映画を観てきます!
楽しみ、楽しみ!
Los Angeles Asian Pacific Film Festival
4月28日より1週間ロサンゼルスで最大のアジア映画祭『Los Angeles Asian Pacific Film Festival』に参加してきました。
今年は実行委員を務めている『Japan Film Festival Los Angeles 2011』がコミュニティーcoプレゼンターとして上映される日本映画のプロモーション協力のお手伝いをさせていただきました。
とても大きな映画祭で、協力している企業、ボランティアやスタフの数も多く、アジア各国の映画を上映するこの映画祭に、今年は日本から『seesaw』『歓待』の2本が上映されました。
私はとにかく邦画が大好きなんですけど、映画はもちろん、邦画が終わった後の、映画館の雰囲気が好き。
邦画ってどこかエンターテイメントだけでは収まらない、観終わった時に、「あー面白かった!」だけではなく、何かを考えたくなる、誰かと話したくなる要素が必ず入っている気がする。
今回の2作もそう。
『歓待』は全体的にとてもシュールなコメディなんだけど、どこか今の世の中に潜む問題を示していて、『seesaw』も同じ用に、今の世の中の現状と、また同じ出来事でも、気持ちやシチュエーションによって全然違うものになってしまうというちょっと皮肉な人間のサガを現している。
個人的にとてもお気に入りだった『seesaw』はホームビデオで撮られた風の映像が、さらにリアリスティックさを増して、より共感でき、そして、日常で誰にでも起こりうる虚しさを際立てている。
今後もこういった日本映画がアメリカで上映される機会が増えるといいな、っと邦画ファンとしては切実に願っています。
というが自分が行動すればいいのか!
在米日本人エンターテイナーによる地震チャリティーイベント
今日はジャーナリスト友達の香奈子さんに誘われて米在住日本人エンターテイナーによる地震のチャリティーイベント「Come Together to send Japan Love」に参加してきました。
自分たちのできることは限られている。でも、何もせずに居られない。
遠く離れたアメリカから何かできることはないか? と考えたところ、自分たちにできることはやっぱりパフォーマンスをすること。
そこで、今回のチャリティーイベントが開催されることになったとのことです。
歌、芝居、和太鼓、ロック、民謡、津軽三味線、マーシャルアーツ、などなどバラエティー豊かなパフォーマンスが行われ、とても楽しいイベントでした。
今回マーシャルアーツを披露したKaneda Dojoの金田さんは「もし我々のパフォーマンスに満足し喜んでいただけたなら、我々ではなく是非入り口の震災基金のためのドネーションボックスに寄付をしてください」と話し、寄付を呼びかけていました。
確かに私たちにできることなんて少ない。
でも、何かやりたいという気持ちや自分たちにできることをするという姿勢はとても共感ができ、清々しさを感じました。
プログラム内容は下記の通り
・Hish School Rock Band
高校生ロックバンドによるパフォーマンス。
会場を盛り上げていました。
・Musical Singing Trio (Alpha, Yuko & Mayuko)
「I Could Have Danced All Night」や「Part Of Your World」などのミュージカルナンバーを披露。歌もとてもうまかったです!
・Tsugaru Shamisen (Naoki Atkins)
若干14歳というAtkinsさん。三味線テクニックに関しては詳しくないのであれこれ言えませんが、普段三味線を聞かない私でも「また聞きたい」と思わせられる演奏でした。
圧巻、圧倒、そして、すばらしい存在感でした。
・Martial Arts Performance (Mixed Martial Arts Kaneda Dojo)
これまでマーシャルアーツをしっかりと見たことがなかったのですが、気迫って伝わってくるもんなんですね。
私はステージから少し離れたところに座っていたのですが、気がつくと自分の姿勢が前のめりになっていて夢中になっていました。
A Short Play KAMABARA (Acting Group TOBIRA)
日本語による舞台でしたが、仕草や表情でアメリカ人も惹きつけていました。
役者さんの個性をとても活かした新しいお芝居の形を見た気がします。
WaDaiko (LA Matsuri Taiko)
和太鼓は前から好きだったのですが、今回更に好きになりました。
そして、和太鼓がやりたくなりました。太鼓のリズムや音は国、性別、大人子供関係なく魂に響きますね。聞いていて、手や体がぴく、ぴくっと勝手に動きます。
頭で考えずに体や心が赴くままに身を任せてしまえるようなパフォーマンスでした。
Minyo (Matsutoyo-kai)
日本にいるときは民謡ってほとんど聞きませんでしたが、民謡を聞くとどこか心が落ち着く気がします。
聞いたことがほとんどなくても日本人魂に訴えられるのでしょうか?
みなさん、本当に個性があってどれもこれも素晴らしいパフォーマンスでした。
もちろん演奏はどれもこれもうまかったのですが、今回感じた感動は"うまい"ということではなく、各々が各々のパフォーマンスに対する自信、愛情、気力、そして楽しさ。そういったものが漲っていたことが観客に伝わってきて、それに感動したような気がします。
今後の個々の活動に関しても、是非参加したいと思いました!
Japan Film Festival Los Angeles 2011終了!
『青い青い空』川原プロデューサーから学んだ気持ちの良い映画製作手法
ただいまJapan Film Festival Los Angeles 2011(以降JFFLA2011)真っ只中。
今年で2回目のボランティア参加ですが、今年は例年に増して多くのディレクターさん、プロデューサーさんが日本から映画祭のために駆けつけてくれました。
本当にありがたいです(T_T)
今日はオレンジカウンティービジネスネットワークさん主催毎週水曜日朝7時半〜開催されている講演会・勉強会に今回JFFLA2011にて上映を行っている『青い青い空』プロデューサーの川原さんが公演をされるということで、朝早くから行って参りました。
『青い青い空』は資金ゼロの状態でスタート。
川原さん曰く「大きな会社でもないし、資金があるわけじゃなかった」ということで、どういった手法で資金集めを行ったかというと、映画の舞台となった浜松市や浜松市にある企業、浜松市の教育委員会、そしてなんといっても市民の協力を全面的に受けて製作を行なってきたということです。
自分も仕事や企画を提案するときに、だいたい企画の段階で断られてしまうことや実際に動き出さないプロジェクトがこれまで多々あっただけに、この事実はすごく興味深い事実であります。
この『青い青い空』という映画ですが、英語タイトルは『SHODO GIRLS Blue Blue Sky』といいます。そう、書道を通して5人の少女たちが大事なことやコミュニケーション、気持ちを伝えるということの大切さを学んでゆくストーリー。
もともとは太田隆文監督が4年前から構想、脚本を練っていたものだそうです。
話を元に戻すと、「寄付」と「参画」というこの2つに支えられた映画だということです。
浜松は言わずと知れた書道の街。
「町おこしプロジェクトをみんなで一緒にやる!」という強い結束力と説得力と、そして、やっぱりなにはともあれ、映画の内容の魅力、監督やプロデューサーの熱意、努力、愛情ですよね。
これに賛同した一般市民や団体、教育委員会など、多くの方々が賛同、参加してできた、まさに「みんなで作った映画」になったということです。
この映画には派手な演出もありませんし、主役も超売れっ子女優さんではありません。
ここからも、監督さんやプロデューサーさんたちの一番の目的は大ヒットやがっぽり設けることではないという趣旨も垣間見えます。
そりゃー大ヒットしてくれたほうがいいに決まっていますが、それが第一優先ではないわけです。
それよりも、末永く、心に残る映画を作りたい。教育の現場でも使われるような映画にしたい。思いを伝えることの大切さを特に若い世代の人たちに感じてもらえる映画にしたいという思いがじわりと伝わってきます。
もちろん、こう行った手法やメンタリティで映画というものを作るには、私たちが知り得ない苦労や努力があったとは思いますが、川原プロデューサーはそれでも、こういった作り方が「映画を作る新しいモデルになれば」と答えてくれました。
かっこいい!!
映画はエンターテイメントでもありますが、映画が持っている人に伝える力、感じさせる力っていうのに可能性を感じます。
単に楽しいだけじゃない、人の気持ちや心を動かせる要素を含んでいますよね。
ぶれない信念、目的、そういったところにも多くの人がこの映画に参画した要因があるのではないかと思います。
4月16日は、アーバインStarplex Cinema 5で、16時15分〜の公開です。
たくさんの方が見に来てくれるといいな!